サーモスタット交換で夏対策

エンジンブロックやその周りには隙間をぬって冷却水のクーラントとエンジンオイルが流れています。 クーラントは主にエンジンの冷却をおこないウォーターポンプの圧力によってエンジンとラジエーターの間を行き来しています。 エンジン […]

エンジンブロックやその周りには隙間をぬって冷却水のクーラントとエンジンオイルが流れています。
クーラントは主にエンジンの冷却をおこないウォーターポンプの圧力によってエンジンとラジエーターの間を行き来しています。
エンジンオイルはエンジン内の潤滑や清浄、そして冷却を行っており、同じようにオイルポンプの圧力によって循環しているのですが、車によってはラジエーターと同じ様にエンジンオイルクーラーへ導かれ、冷却される場合もあります。
どちらもエンジンの冷却を担っておりエンジンを動かすためには必要なものなのですが、時として冷却ができなくなったり、逆に冷やしすぎてしまう場合があるのです。
エンジンを正常に動かす為にはある程度の温度が必要です。
その温度にさせるために暖機運転をするのですが、その暖機運転の時に同時にクーラントやエンジンオイルも温めているのです。
しかし両方とも循環するものですのでなかなか暖まらず、エンジン全体が温まるのを阻害してしまうのです。
そこでラジエーターやオイルクーラーにつながるところにサーモスタットというものをつけて温まるまでラジエーターやオイルクーラーへの経路を遮断してエンジン内部だけで循環するようにしているのです。
そしてエンジンが温まり、更に温度があがって今度は冷却が必要となった時にはサーモスタットが開いて冷却装置へと導かれるようになるのです。

この温度調整をしているのがサーモスタットの役割で、温度変化による金属の変形によってバルブを開閉しています。
しかし長い間使っているとこのバルブが開きっぱなしになったり、閉じっぱなしになることがあります。
開きっぱなしになるとエンジンがなかなか暖まらず、冬場にヒーターが効かないなどの症状が出ますがこれによって大きなトラブルにつながるという事はまれです。
しかし、バルブが閉じっぱなしの場合は、エンジンの冷却をすることができなくなってしまうので最終的にはオーバーヒートすることになります。
特に夏場を迎える時はこのサーモスタットの不調によってエンジントラブルを起こすケースが多くなってきます。
このような状態に至るまでに様々な症状が前もってあられることが多いので、油温が最近上がり気味だとかエンジンがなかなか暖まらないという状態が一度でもあった場合はすぐに交換したほうがいいでしょう。
交換作業は簡単ですが、エンジンオイルやクーラントを抜いたり入れたりする工程があるのでちょっと面倒くさいです。

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